情報に疲れたら、本を読むという選択肢もある

習慣は意外と変えられるものだなと思ったことがあった。
私は、世にあふれているSNSだったりYoutube、ネットニュースを見ないようにしたいと常々思っていた。もちろん何度も「見ない」チャレンジしてみた。3日間ぐらいは見なくてもいられるけど、ふとヒマになるとグーグルで「ヤフーニュース」と検索してしまう。
どうやら、“ヒマ=ネットニュース”っていう方程式が、私の中にガッツリ染みついてしまったようだ。
鼻息荒く「次こそは断ってみせる!」とチャレンジするけれど、続いても1週間ぐらい。短いですね。こんな意思弱々な私でも、断つことができたのだ。自分でもビックリ。
なにがよかったかと振り返ってみたが、単にヒマな時間を違うことに充てるようにしただけだった。世紀の大発見ではないことにガッカリしただろうし、そんなの当たり前だろと思うでしょう。
でも、言い訳ではないが「ネットニュース」に勝るヒマつぶしを探すのは意外と難しいものだ。
ネットニュースの魅力といえば常にアップデートされ、見てる人が興味あるものをおすすめしてくれる。上質なニュースははっきり言ってない。でも、ヒマつぶしに適したジャンクなニュースがネットにはたくさんある。
食べ物もそうだけれど、ジャンクなものほど手に取りやすく中毒になりやすいものはない。むしゃむしゃと食べてしまう。でも、上質な食事(健康的な食事)は素っ気ない味だったり、そんなにおいしくないものだったりする。しかも量は少ない。
なにも考えなければ、ジャンクでいいじゃんとなるが健康を意識するとジャンクなものばかり食べてはいられない。それは食べ物に限ったことではなく、情報も同じだと思っている。脳にとっていい情報をできたら得たいものだ。うん。

実家の話だが、70代の両親はヒマな時間はタブレットでネットニュースを見ている。ネットニュースは70代も虜にしてしまう作用があるのだ。逆にその年代だから虜になってしまうのか?うーむ。
実家ではテレビがずっと流れている、その中でニュースも見ている。さらにネットニュースも見るなんて…。私からすると「すごく疲れることしてるな」と思う。でも、本人たちは元気にニュースの話をしているからそんなことないようだ。
私は実家に帰るとテレビの情報で脳が疲弊してしまう。なにもしてないのに、不思議と疲れてしまうのだ。テレビのニュースなんて大概、暗いニュースだったり気持ちを急かすようなニュースがほとんどだから仕方ないのかもしれない。ふぅ。コマーシャルもうるさいし。
話を戻そう。さて、ネットニュースの代わりになった“ヒマつぶし”とは…?それは、本だった。あまりにもシンプルすぎて拍子抜けするかもしれないが、これが意外といい。
本はたまに読んでいたけれど、ネットニュースを見なくなってからより本を読むようになった。今さらだけれど、本はおもしろくとてもいいものだ。
私が本を読むときは、紙よりもKindleが多い。スマホはつねに手元にあるから、手に取りやすいということもあるし、場所を取らないというメリットがある。紙の本は場所をとるから、できるだけKindleで本は買うようにしている。
おかげで教養が増えたような気がする。たぶん。ネットニュースに時間を使っていた頃に比べたら、気持ち的にもいいし、メンタル的にもいい。これは本当。ネットニュースに時間を使うなんて、時間をゴミに捨てているようなものだ!と自分に言い聞かせている。
たまにネットニュースを見ることはあるけれど、ダラダラと見ることはなくなった。「ネットニュースはそんなにいいものではない」が身についたのかもしれない。
ぜひ、時間をゴミに捨てているような感覚がわかる人がいるなら、楽しいことを探してみることをおすすめしたい。