ART

ストリートアート展

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渋谷で開催されている「Stream of Banksy Effect ストリートアートの進化と革命 展 – Street Art (R)Evolution -」を観てきた。

見どころは以下の通り。

近年話題を集め続けるバンクシーをはじめとして、ストリートアートの創成期から現在まで、国内外のアーティスト50名による約100作品を一堂に展示、技法的な進化や世界中へ波及したストリートアートの軌跡を紹介します。
本展では、ストリートアートシーンに革命を起こしたバンクシーを中心に、初期に活躍したアーティストから、コマーシャルギャラリーへ進出したキース・へリング、ジャン・ミシェル・バスキア、そしていま世界から注目されている日本人アーティストなど、国内最大規模の作品群とともにストリートアートの進化の軌跡を追い、その歴史が紐解かれます。

引用元:Stream of Banksy Effect ストリートアートの進化と革命 展 – Street Art (R)Evolution –

今年は様々な芸術に触れていこうと思っているので、行けそうなところはとりあえずいってみることにしている。バンクシーはなんとなく知っているし、観ていて何がなんだか状態(あまりにわからないのも困る)にはならないだろうと思ったので行ってみることにした。

実際に行ってみた感想だけれども、正直にいうと私にはストリートアートは合わないのかもしれない。「すごいなぁ」と人並みの感嘆の感想はあったけれども、それ以上にハマることはなかった。

あと、ストリートアートはなんか暗い?それとも展示のされかたが暗いだけなのか。

シェパード・フェアリーやバンクシーはよかった。
特にバンクシーはメッセージが強烈でグサグサとなにかを刺激された。アートを楽しむというよりも、政治や戦争のことを考えてしまった。バンクシーはアートを通じて政治や戦争の問題に対し、考えてほしくて描いているのだろう。
なので、地球上の一人が政治や戦争の問題について考えたことは、バンクシーにとってまぁまぁ正解なんだろう。

メッセージ性が強い(政治や社会、戦争批判)からこそ、アートのキレイさよりも意味をより考えてしまって疲れたところがあった。

初めのほうはストリートアートのポップさが出ていたので、観ていてそこまで疲れなかった。

ナパーム(Napalm)

この画は怖かった。「ひえっ」となる。最近ではホラー映画にディズニーのキャラクターを使うようになっているが、これはホラーで使われるより怖いミッキーだ。

花束を投げる人(Flower Thrower)

これは有名なものだけれど、なんかまだ希望が持ててよかった。花束がね。うん。きっと。

この展覧会を一通り観たあと、展覧会のショップを見たけれどバンクシーの作品をモチーフにしたグッズを手に取ることができなかった。画は素敵だけれども、メッセージが強くて見るとなんだか気持ちが落ち込んでしまいそうだから。

人には様々なタイプがいる。メッセージ性が強いアートを見ても大丈夫な人もいるだろうし、辛くなる人もいるだろう。あとはなんか苦痛な人も。私はなんか苦痛になってしまうタイプだった。

バンクシーのメッセージを真正面から受け止めることができる人間ではないけれど、行ってみてよかった。

でも、次またバンクシー展とかがあったらたぶん行かないだろう。

ちなみに、入館したときに受付でスタッフの人に「リュックは前に抱えてください。もしくはロッカーに入れてご鑑賞ください。」的なことを言っていた。

きっと混むと、リュックが邪魔とかでトラブルが発生しやすくなるのだろう。

おかげでリュックトラブルには巻き込まれなかった。それはリュックを前にしたからなのか、人がーほんとにー少なかったからかなのかはわからない。(私たちが見ている間、すれ違ったひとは10人もいなかった。)

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どこにでもいる凡人
1984年生まれ。平凡な20代、怒涛の30代を経てシンプルに生きることを決意。 バツ1。現在は子育てをしながら、日常で思ったことをブログに書いてます。趣味は走ること、写真を撮ること、読書。
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