「機嫌は自分で取ろう」心が軽くなる不機嫌との付き合い方

不機嫌ハラスメント
機嫌が悪そうな人がいると、なぜか気になってしまうもの。気にしたくないのに、つい気になってしまう。
パートナーの不機嫌
特にパートナーが不機嫌な顔をしていると「なにかあったのだろうか」「どうしたのだろうか」と頭の中をグルグルする。
そういうときはえいやと聞いてみるといいですよ。どんな話の内容でもうんうんと頷いて聞いていくうちに、相手を不機嫌にしていた毒がすうっと抜けて不機嫌が和らいでいきます。
でもパートナーではなく職場の人が不機嫌だと困りますよね。
同僚の不機嫌
親密な関係ではないので親身に話を聞くのは少し気が重い。とりあえず優しく接してみたり(内心は少し面倒だなと思いながらも)、少しよいしょしてあげたり。こちらがなにかと気を使う。
機嫌が悪い人がいると周囲がその人に従うようになる(すごくいやだけど)。
最近は「不機嫌ハラスメント」──略してフキハラという言葉もあるそう。
意識的か無意識かにかかわらず、不機嫌な態度がまわりに与える精神的圧力のことを言うのだとか。
自分の機嫌は自分でとろう
私も機嫌が悪くなってしまうときがある。
原因は環境だったり、体調だったり場合による。頭では機嫌良く過ごしたいと思っているのに心がうまく応えてくれない。なので機嫌が落ち着くと本当に申し訳ないと周囲に謝る。
「謝るくらいなら機嫌良く過ごせ」
わかってるんですけどね。でもうまくコントロールできなくなるのだ(不思議なことに)。そのときは機嫌が悪い波がすぎることをじっと待つしかない。
子どものころはイヤなことがあればすぐに不機嫌になっていた。親に機嫌が悪いことを知ってほしかったし、優しくしてほしかった。いま考えれば図々しいし迷惑な話です。もちろん親は優しくはしなかったし、ほっとかれてました。それでも不機嫌でいると怒られて機嫌をしかたなく直してました(とてもむだですね)。
いまとなれば不機嫌はカッコ悪い印象。不機嫌な人を見て「素敵」と思ったことは一度もない。それよりも不快な感情を抱くほうが多い。
不機嫌な空気は、できるだけ遠ざけたい。常に機嫌よく——というより、フラットに過ごせる人でありたい。「あの人はいつも穏やかだね」と思われるように。
ラジオから「自分の機嫌は自分でとろう」とDJのごきげんな声から流れてきた。そうだ自分の機嫌は自分で取ろう。そして、機嫌良く過ごそう。