夏の疲れが出てくる頃
最近は涼しくなってきたので、過ごしやすくなったけど夏の疲れが顔を出し始めた。
2024年の夏も最高に暑かった。もう外に出るのも躊躇してしまうぐらいの暑さ。街がちょっとしたサウナ状態みたいな感じだった。けど。最近、急に涼しくなったのだ。ほんと急に涼しくなったもんだから、すごく寒く感じる。いままで半袖と半ズボンで過ごしてきたけど、涼しくなると寒すぎて元気な小学生みたいな格好はできなくなった。こうして、すぐに夏の暑さを忘れるのだ。
ちなみに夏の暑いときに服を断捨離をしようとすると必ず候補に上がるのがダウン。もうこんなの着なくない!?と本気で思ってしまうのだ(暑い夏の日にやっているから当たり前)。でも実際は冬になるとしっかりダウンを着る。なんならダウンなしでは外に出られないカラダなのだ。なので服の断捨離はシーズンの終わりに着なかったものを捨てるのが一番。夏は冬服を、冬は夏服を断捨離してはいけないのだ。
そんな感じで暑さも寒さも何回経験しても忘れてしまうもの。そして忘れてしまうものといえば、季節の変わり目の疲れ。なんか疲れたなと思うとき「そうか夏の疲れが出てきたんだ!」となる。でも、待てよ。つい最近も疲れていたなと思い出すそれは「夏の暑さの疲れ」。でも、待てよ。暑くなる前にも疲れていたな「それは梅雨の疲れ」。でも、待てよ。。と疲れって毎月来てるじゃん。なんなら毎日疲れている(どこでこんなに体力を削られているのだ!?)。
毎日のように「どうしたら疲れないカラダになるか」を考えてるし本とかで勧められていることをやっている。だが、それでも疲れるものは疲れるのだ。
大人はエネルギーがすぐ切れるものなんだと思っていたけど、子どももエネルギーが切れるみたいで。学校へ行くのがメンドウだと言うのだ。一応、熱を測ってみるけど平熱。食欲もいつも通り。つまり気持ちの問題。でも、その気持はとてもわかる。
「ほんと行きたくないよね!」ただ行きたくないで行かないとなんか罪悪感みたいなのが生まれるもの。そしてたとえ今日いかなかったとしても、明日からは行かないといけない。1日で完結することではなく、ずっと続くことだから難しい。親としては、休んでそのまま学校へ行かなくなったらどうしようとか考えてしまうけど、「別にムリして行かなくていいよ」と言うのがいいのかなと勝手に思う。
あと、「ズル休み」をすることで発生する背徳感を知っておくのもいいかもしれない。そうすれば今後ズル休みしても大したもんではないと思うだろう(思ってほしい)。結局、ズル休みではなく学校へ行ったほうが気持ちは清々しいものになる。行って後悔したはない。そもそも行かないといけない場所だし。
そのことを知るのもいいのかもしれないと頭の中で考えている間に学校へ行く時間になり、本人は学校へ行くと言って渋々玄関を出て行った。別に休んでいいのにと思いながらも、ホッとする自分もいる。
そんな子どもを見て、きっと夏の疲れが気持ちに出ているのかもと思った。涼しくなってくると暑さで張り詰めていた気持ちがプツッと切れるような気がする。すこし気持ちが開放されて疲れに気づきやすくなるのかもしれない。
ホッとしたのもつかの間。子どもが学校から帰ってくると「行かないほうがよかったのかも」とか言い出したのだ。もしかすると夏の疲れではないのかもしれない。子どもの気持ちは難しい。このことについては、また次書こうと思う。