日常

母から突然の電話「ロマンス詐欺に遭ってないよね?」

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「あんた、ロマンス詐欺に遭ってないよね?」
母から突然の電話。どうやらテレビで詐欺のニュースを見て、心配になったらしい。

親からすると子どもはいくつになっても心配

親にとって子どもは、いくつ(いい大人)になっても子どもなんだろう。

母は茶の間でテレビをつけて、ワイドショーで話題になっているニュースを我が子にあてはめては、色々なことを心配して考えてくれてるようだ。それが、今回は「ロマンス詐欺」だったわけで。

ちなみに「ロマンス詐欺」とは、どういったものかと調べてみると警視庁のページがヒットした。

「2人の将来のために投資を」「あなたと結婚するためにお金が必要」は、だましの手口!

SNSやマッチングアプリなどを通じて出会った者と、実際に直接会うことなくやりとりを続けることで恋愛感情や親近感を抱いてしまい、金銭等をだまし取られてしまう詐欺です。

結婚に伴う資金調達などを匂わせ、暗号資産の購入や架空の投資を勧め、お金を振り込ませようとしてきます。初めは利益が出たように見せかけますが、実際は虚偽であり、出金しようとすると、さらに送金を求められ、繰り返し金銭等をだまし取られる場合がほとんどです。

/警視庁・SOS47特殊詐欺対策ページより

恋心を利用した詐欺らしく、なかなか質が悪い詐欺だ。

母からすると、私はバツイチで寂しいから、SNSやマッチングアプリで恋を探してるのではないのかと勝手に妄想してるのかもしれない。

母の心配はありがたいけれど、私にはパートナーがいるので俗にいう「出会い系」は使うことはない。母にパートナーの存在を教えていないから、余計な心配をさせてしまうのかもしれないけれど。

もしも、パートナーがいなかったら

しかし、もし私にパートナーがいなかったら、どうだったろうかと考える。

家には子どもと私の二人。忙しくて「パートナー探しをする時間なんてない」となるだろう。でも、ふとしたときに孤独を感じるかもしれない。

「わたしはこのままでいいのだろうか…。」と。

そうすると、やはり時間がなくても「パートナー探し」をするかもしれない。本気で結婚相手を探してます!みたいな堅いところではなく、手軽に始められるSNSやマッチングアプリを利用して。

SNSやマッチングアプリはスキマ時間に始められる、まるで恋愛の副業のような位置の存在。普段の生活圏では、恋愛のハードルは高い。

魅力的な人はマッチングアプリで本命を探さない説

素敵な人には本命がいる

さまざまな経験や人伝の話を聞いて思うが、魅力的な人にはパートナーがいる。

なので、マッチングアプリに生息している「素敵な人」は大概、遊びだったりする。こういう人に本気になると、本命の存在を明かされて泣くことになるのだろう。

「ただの遊び」も人を傷つける

ロマンス詐欺は「お金」と「心」を奪われるという最悪な手口だけど、「ただの遊び」の人も「心」を奪う詐欺に近いことをしている気もする。

私も若い頃にアプリを使ったことがある。そこは、なかなかの場所だった。本気の人もいれば、遊びの人もいる。まめに連絡くれるのは、誰からも相手されない人だったりする。

時代は変わった

とはいえ、10年以上前は「恋愛をするのが当たり前」「結婚するのが当たり前」な時代だった。だからアプリを使って、本気で恋愛を探してる人が多かったかもしれない。

いまは恋愛が当たり前でもないし、結婚も当たり前ではなくなってる(ような気がする)。恋愛をしたいというより、気が合う友だちを探す人のほうが多い(ような気がする)。

恋愛するぞ!と意気込んでる人は減っているのかな。若い人と話す機会がないから、よく分からないけど。

ロマンス詐欺はお金が狙い

ロマンス詐欺の目的は「お金」だ。なので、「お金」がないと狙われないだろう。

被害者の年齢は男女ともに40代、50代が多い。たぶんお金に多少余裕があって、寂しい人を狙うのだろう。人の弱いところにつけこんで、お金を奪うひどい詐欺だ。

母から見た私は「寂しい人」だから、ロマンス詐欺に直結するのだろう。でも安心してください。お金はありませんから。

最後までお読みいただきありがとうございます。

みなさんは、マッチングアプリやSNSでの出会いについてどう思いますか?

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日常エッセイスト
1984年生まれ。 普段は平凡な毎日を送っています。 小さなできごと(いいことも、わるいことも)を、このブログに書き留めています。
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