CHILDREN

2024年の夏休みで子どもの動画習慣を変えた。

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長期休みのたびに学校のありがたみを感じる。

変革の夏休み

2024年の夏休みは、意外といい感じだった。いい感じだったというのは間延びせずに適度に刺激がある日々だったという感じ。幼稚園のときは、正直なにもしてないので本当に時間が長く感じたし、怠惰な過ごし方をしていた(コロナ真っ只中だったので、外に出づらかったというのもあった)。今、振り返れば「そんな怠惰な過ごし方をしてる時間あったら、少しでも小学校に向けて勉強しておいてくれ!」と思うけど。小学生になって、やってみないとわからないものがあるから仕方ない。先を見越して準備をコツコツしてる人は本当にすごいと思う。現在は過去の後悔があるので先を見越して行動するようにしてるけど、なかなか大変なものだ。

一学期の個人面談で子どもの状況(勉強面)を知って愕然としたのだけれども。愕然としていても仕方ないので、夏休みで少しでも子どもが成長できるようにと努力をしたわけで。夏休みの努力の答え合わせはこれからなので、正しかったのか意味がなかったのかはまだ分からない。

ただ、勉強することが習慣になってきたように思える。一応、1年生の頃から家で自学自習はしていたけど、すぐ「疲れた」「もうやりたくない」と言われるので私も量を抑えながら「少しでもやればいっか!」ぐらいの気持ちでやってた。

きっと、それが甘かった。やっぱり、今の自分から脱皮するには自分で作った限界を超えていかないといけないんだと思った。子どもが「疲れた」と言っても、そこで止めないで進まないと限界は伸びないんだと。特に宿題だけで疲れ切ってしまう子どもなので、大人が「その先に行こう!」とうまく誘導しないといけない。夏休みでは、そこの限界を意識することで少し伸ばせたので、それだけでも成果があった。

あとは、今更感がすごいのだが動画の視聴を制限するようにした。子どもは本当に動画が大好きでヒマがあれば動画を見るような子なのだ。動画を見てるあいだは静かなので助かる反面、中毒性があるので動画も一長一短。うまく付き合えばいいのだろうけど、今まではうまく付き合えているとは言えなかった。完全に動画に支配されていたので、これからは私たちが動画を支配するように変える努力をした。

動画視聴のありかた

まずはYouTubeはYouTubeKidsを利用することにした。YouTubeKIdsのいいところはチャンネルをブロックできるところ。YouTubeは手軽でいいけど、正直見てほしくないチャンネルが多い。そして子どもが選ぶチャンネルは、たいてい見てほしくないチャンネルだったりする。普通のYouTubeだとチャンネルのブロックはできないので(非表示にはできるけど、検索すれば簡単に出てくる)、この機能はすごく親にとって嬉しい機能だ。あとはYouTubeKidsアプリを利用すればタイマーがセットできるのだ。いままで見すぎていたが、このタイマーのおかげでちゃんと終われるようになった。

あまりダメダメというと子どもが反発してしまうので、YouTubeの視聴時間は短くして、ちゃんと作られた動画は長めに見ていいことにした。ちゃんと作られた動画というのはNetflixやディズニープラスのことだけど。ディズニーの映画を見ていて最後のエンドロールを見て思ったけど、携わってる人の数がハンパないなって。こんな大勢の人が携わって作ったものを見ないで、安易なYouTubeを見てるなんて時間がもったいないと本気でそう思った。たまにファスト的(YouTubeなど)な動画も楽しいけど、本物を見ておいてほしい。感受性が豊かな時期だからこそ本物で色々と感じとってほしいと思った。

やはり、年齢に合わせて環境も変えていかないとうまく成長していけないのかもしれない。幼稚園の頃のように、好きなだけ動画を見る生活を今もしていたらかなり学業的にやばいことになっていただろう。子どもが自主的に「小学生になったから、動画は見るのを止めて学業に励みます!」とはならない。子どもはまだ親が与えた環境の中でしか生きられないのだから、親の私が環境を都度変えていかないといけないのだろう。

親という役割は思った以上に大変なものだ。そして、子どもという役割も思った以上に大変なんだろう。

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どこにでもいる凡人
1984年生まれ。平凡な20代、怒涛の30代を経てシンプルに生きることを決意。 バツ1。現在は子育てをしながら、日常で思ったことをブログに書いてます。趣味は走ること、写真を撮ること、読書。
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