日常

今じゃなきゃできないことがある

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やりたいことがあっても、「時間がない」「お金がない」「心に余裕がない」と思って、やらないことって多くないですか?

余裕がないからを理由になにもしなかった

余裕はいつできるんだ

正直、いままでの私はやりたいことがあっても余裕(お金・時間・精神的)がないことを理由にやらずにいました。「もっと落ち着いたら」「お金に余裕がでたら」「時間に余裕がでたら」といって後回しにしてた。

でも、気づいてしまった。落ち着いたり、お金と時間に余裕が出るのはいつ?もし60歳で納得がいく余裕が出たとしても、いまと同じように動けたりする?そもそも生きてる?

そう、あの頃に戻りたいと思っても戻れない。絶対に。

どんなお金持ちも老いていくし、できることも少なくなってくる。こんな平凡な人間が貴重な時間(若さ)までムダにしてたら、人生面白くないんじゃないか。悠長に待っていられない。

だったら、今のうちに「やりたいこと・できること」はやってしまおう。

親孝行

親が故郷に行きたいと思っている

私は胸の奥でずっと気にかかっていたことがある。

それは、親が故郷に暮らす兄妹に会いたそうにしてること。

私の祖父母は亡くなってしまっているが、叔父・叔母はまだ健在だ。とはいっても、みんな高齢(70歳以上)。これこそ、悠長なことを言っていられない。

私の親は車で行きたいようで、父が運転して行くと言っていた。父は70歳を超えている。考えると心配しかない。

なぜ、こんなに心配なのかというと、故郷まで車で運転すると約4時間ぐらいはあるからだ。約4時間を高齢な父が一人で運転なんて、どうしても不安が拭えなかった。

「だったら、私が運転するよ!」と言ってあげたかったけれど、私もペーパーゴールドドライバーでここ数年は運転していない。なので、自分の運転にも多少なりとも不安がある。

結局は「大丈夫?」と言うだけで、なにも行動は起こしていなかった。

行動するきっかけ

ディズニーシーでの出来事

行動を起こしてなかった私が「行動をせねば!」と思ったきっかけがあった。それは、子どもと一緒にディズニーシーに行ったときのことだった。

子どもと一緒に水上を不規則に進むアトラクション「アクアトピア」に乗ってみたが、グルグル回転しているときに「うっ…ちょっと気持ち悪いな」となった。

もともと三半規管が強い方ではなかったけれど、久々にアトラクションに乗った私は、昔の私より三半規管が弱っていた。

そのあと、子どもが「もう一回乗りたい!」と言われたけれど、さすがにもう一度は無理だった。

いつまでも元気ではいられない

この出来事が私の中で、大きなきっかけになった。

「誰しもいつまでも元気なわけではない」。若い時のように動けないと実感することなかったけど(小さな実感はもちろんある)、三半規管の弱りは自分の衰えを感じた。まだ、40歳ぐらいの私がこう思うなら親はどうだろう。

きっと大変だ。

そんなこんなで、親に「一緒に故郷に行こうか」と提案してみようと考えている。

これから夏休みということもあるしちょうどいいだろう。親に提案して、どう言われるかはわからない。イヤとは言わないだろうと思っている。公共機関を使って行くことも視野に入れて。

やった後悔よりも、やらなかった後悔

私は、やった後悔よりもやらなかった後悔のほうが大きい。

やって後悔する経験もたくさんしてきたけど、失敗から得られるものもあった。でも、やらないままだと失敗もなにもない。そこから得られるものもない。思い出にも残らない。

誰かが「人生は思い出残し」みたいなことを言っていた。

私もそうだと思う。どんなふうに生きても年は取り、いつかは死んでしまう。だったら、今できることを積極的にやっていくほうが絶対にいい。

まずは、親に提案してみよう。ここからだ。きっとこれも思い出の一つになるだろう。

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ABOUT ME
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日常エッセイスト
1984年生まれ。 普段は平凡な毎日を送っています。 小さなできごと(いいことも、わるいことも)を、このブログに書き留めています。
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