トキメかないLINEは、そっと消す。

自分が興味ない話題で盛り上がるグループLINEほど、気疲れするものはない。
グループLINE整理の始まり
最近、グループLINEを整理した。正確にいうと、グループLINEから静かに退室して、対象のグループLINEを削除した。
削除したのは、学生時代の友人グループLINE。子ども関連のグループLINE。
衝動的な気持ちで削除したわけではない。本当に必要ないと思ったから削除したのだ。
それに、削除するきっかけもあった。
久々に動いたグループLINE
10年ぐらい動いていなかった、学生時代の友人グループLINEが最近動いたのだ。見てみると「みんなげんきー?」のメッセージ。
「みんなげんきー?」のあとは、各々が近況を報告して、反応するというやり取りがされる。私は、このやり取りを「めんどうだな」と思った。それは、学生時代の友人に興味を持っていない証拠だった。
結局、メッセージの主旨は「今度、みんなで会いませんか?」とのことだったけれど、「予定がある」とウソをついて断った。
どうせ会っても、近況報告に「そうなんだ」「すごいね」と相槌を打って、興味のない話が延々と続くだけだ。
そして、解散したあと「あと10年は会わなくていいかな」と疲れた自分が想像できる。
「時間とお金」価値観の変化
今の私は、そこに時間とお金はつかえない。
以前は、時間を持て余してたし、1人だったからお金も自由に使っていた。でも今は、ライフスタイルもライフステージも変わり、時間・お金に対する価値観も変わった。
時間は持て余してないし、お金も自由には使っていられない。本当に会いたい人にしか時間もお金も使いたくない。
お金は実際に会わなければ使わないけど、時間はグループLINEにいるだけでも使ってしまう。
グループLINEが動いても気にしなければいいし、反応しなければいいのかもしれない。でも、通知があったら気になるもの。その時間は本当にもったいない。時間だけでなはく、友人と自分を比べて感情をつかうこともある。
だったらグループLINEから抜ければいい。
グループLINE:整理の判断基準
ちょうど、パートナーもグループLINEを整理したことが追い風になった。私も整理の条件を決めて、グループLINEをきれいにすることにした。
整理の判断基準は、次の3つ。
「10年以上会っていない」「今後も会う予定がない」「心がときめかない」。
心のトキメキって大事だと思いませんか。
いくら会っていなくても、少しでも「会いたい」というトキメキがあれば、削除しようとは思わない。グループLINEの整理にも、こんまりメソッドが役立つとは。こんまりさん恐るべし。
意外と気づかれない「退出」
ちなみに、グループLINEから退室するとき「なにか思われたらどうしよう」「どうしたの?とか聞かれるかな」と心配していました。特になにも言わずに退室したけれど、誰からもなにも言われないし聞かれませんでした。
ただ気づいていないだけかもしれないけど。まぁ、人って案外そんなものだ。この年齢になってグループLINEを毎日チェックする人はいないだろうけれど。
もし、なにか言って退室したら、聞かれるかもしれない。でも、ひっそり退室すれば、誰も気づかないものだ。
付き合う友人が変化することは当たり前
整理したら、家族のグループLINEしか残らなかった。薄々気づいてたけど、私は友だちが少ない。でも、困っていないからこれでいい(強がりではありません)。
個人的な感想だけれど、学生時代の友だちに幻想を抱きすぎな感じもする。学生のとき友だちだったから、いくつになっても友だちなんてことはない。歳を重ねると、価値観が合わなくなる人もいるし、ライフステージが変われば付き合う人が変わるのは当たり前なこと。
過去より今
過去にしがみついて、楽しくない人と会う必要はない。いまの自分が楽しいと思える人といたほうが絶対にいい。縁があれば、いま会わなくても会うときが来るだろう。
これからは、必要なつながりだけを、大切にしていきたい。