料理ができない私の話
困ったことに、私は料理が得意ではない。いや実際はそんなに困っていない。でも困ることがたまにある。
いまなら「女性は料理ができて当たり前」と思う人は、昔より減ったと思っている(減っていて欲しい)。なんなら料理ができる人に出会えたら、ラッキーと思って欲しい。
ところで何をもって「料理ができない」となるのだろう。私がいう「料理ができない」は、「やりたくない」「興味がない」だ。生きるために仕方なく料理をしている、それに尽きる。
恥ずかしいことを言いますが、興味がないからこそ、当たり前を知らないことがある。
会社の飲み会で鍋を囲むことがあった。そのときは若手でしかも女性ということもあって、鍋を任されたのである。その頃の私は、いまより無知だったし何より経験が不足していた。
鍋の最後に、しめとしてたまご雑炊を作ることになった。テーブルには、ご飯と生卵が置いてある。まずはご飯を入れて、ほぐす。そのあと生卵カッカッと割って、そのまま鍋にポトっ。生卵は殻から出てきたまんまの姿で鍋に入った。
鍋の真ん中はここですよと言わんばかりに、綺麗にまんまるな黄身が存在してる。(あれっ、これでいいんだっけ)。自分の中で一瞬、間があった。そんな傍から「いやいや、たまごは溶いてから入れないとダメでしょ!」と先輩の男性が間を割ってきた。
ほんとその通りだ・・・。
あのときは素直に「すみません」と思っていたけど、いま思えば「分かってるなら、やってくれりゃいいのに、気が利かないなあ」なんて思う。経験を重ねると強くなるもんだ。
それからは、「料理はできる人に任せる」ということを学んだ。頑張っておいしくないものを作る必要はないと思うんだけど。
いまも料理を作ることはある。でも、私の能力に見合ったものを作るようにしている。つまりは簡単なものしか作らない。美味しいものを食べたいときは外食しようと割り切って。
ちなみに私の得意料理は目玉焼きだ。黄身を崩さずにポトっと落とすのが得意なので。
補足:物価高のゴールデンウィーク、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?

