ソーシャルメディアのアカウントをすべて削除した話
ソーシャルメディアがない時代もそれなりに生きていたから、削除しても大丈夫!
今年に入ってから意識したことがあった。それはソーシャルメディアのアカウントの削除。
具体的にいうと、XとInstagramだ。このサービスにどっぷりと浸かっていたわけではないけど、一度見始めると時間があっという間に過ぎる感覚があった。あと、見終わったあとなにも学びがないこともほとんど。特にXはネット上の喧騒といった感じ。主に見る専門で発信はしてなかったのでアカウントを削除しても誰も悲しむことはなかった。
喧騒からは思うことはあっても学ぶことはなかなかない。(というのも、人の不幸を蜜にしてることが大半。有名人の不倫とか不祥事とかね。)
情報には中毒性がある。いまでは新しい情報がすぐ大量に出てくる。人の知的好奇心をくすぐるように作られてるから、その技術に抗うのはすごく難しいこと。
なので一度、なにかを検索すると情報の関連の関連の関連。。と新しい情報を提供され続けられるので、どっぷりハマってしまう。気がつけば時間を無駄にしてるなんてことは当たり前。
「このままではダメだ!!」と時間を浪費する生活から脱却するためにスクリーンタイマーで時間を決めたりもしていたけれど、はっきり言ってそこまで効果なし。
スクリーンタイマーなんて自分の裁量で決められるから「延長しちゃえ!」ってなってしまう(携帯側がタイムアップだけど本当に終わっていい?延長する?と聞いてくれるるから余計に延長を選択してしまう。親切があだとなるパターン)。
そもそも携帯側は「SNSなんか見なくていいよ!」なんて思ってない。どちらかと言えば「見ちゃいなよ!」側の立場。
そうすると、自分の意思でしかSNSを見る・見ないをコントロールするしかない!
でも、そんなの難しいのに決まってる。自分の意思ほど弱いものもない。
そうすると、アカウントを削除してアプリを削除するのが一番ということになる。幸いにもXもInstagramもアカウントがないとしっかり情報が見れないようになってるので、ダラダラ見ることはできない。
雑誌読み放題
ただ、最初のころは「世の中から置いていかれてるのでは?」と不安になることもありました。ここでSNSを復活させるのもありだったけど、私は雑誌読み放題に入会することを選択します。なぜ、雑誌読み放題にしたかというと。一応、ちゃんとした情報だから。あと余計な関連が出てこない。雑誌を読み終えたらそれまでなので情報量的にもちょうどいい感じだと思い入会を決断。
実際、雑誌読み放題はいい感じでした。ただ今度は物欲が刺激される情報が多いことに困るはめに。というのも私がよく読むのがファッション誌だったり、ガジェット誌だったりなので仕方がない。雑誌は読者に買わせるために記事を書いてるから、読んでる側は欲しくなるんですよね。雑誌はモノで生活が向上する景色を想像させる天才。
あと、どの雑誌を読もうかザッピングしてるとおすすめのページを提示してくれたりする。私の興味というより世間の興味を教えてくれるのだ。でも、これも雑音でしかない。はっきり言って世間の興味から距離を置きたいのに世間の興味を教えてくれる機能は私にとって邪魔でしかなかった。
結果、雑誌読み放題も解約しました。
結局。。
ツラツラと書いてたけど、一番言いたかったとこはSNSのアカウントがなくて困ったことはなかった。
SNSを見てた時間を読書とか有意義なものに費やせるようになったし、携帯ばかり見なくなった。精神衛生上とてもいい決断をしたと思っている。
SNSは世間での当たり前になってるかもしれないけど、あえて反対をいくといいことがあるかもしれない。